といっく感想

はい、受けてきましたというわけで。
僕がこれまで受けた本格的なマーク式試験がセンター試験くらいなので、その印象を下敷きにして書いてます。

試験開始直前

参考書を開いて最後まで知識の整理をしている人と、暇そうにしている人、半々くらいだった。
どうやら問題用紙は持ち帰り不可などころか書き込みすら禁止らしい。問題の漏洩とカンニングを防止するためだとか。
ここらへんがかなり厳しいのは何故なんだろうと考えてみたけど、「この試験ではこういう出題傾向があるから、この出題形式を見たらこれとこの選択肢に絞られる」みたいな受験テク(笑)って、その試験限りでしか利用できないから実力をちゃんと測定できないし、ひいては試験の信頼性にも影響するんだろうな、ってことで納得した。

リスニング

前日に上記の本に添付されてたCDである程度耳を慣らしておいたお陰で、付いていくことはできた。
数度、集中力を突発的に切らして、選択肢に関わる部分を聞き逃してしまい、前後から推測するしかなくなったことも。
ずっと集中し続けてると途中で息切れするかも知れないってことで、問題の切れ目で少し息継ぎするようにしたら安定した。


最後の、会話文とかを聞いて、印刷された選択肢から正答を選ぶ問題では、問題文を先読みしておかないとスムーズな解答ができない気がする。英語にそこまで慣れていないのもあって、読み上げられた文を情報として記憶できないから、問題文読んで即答できない。
問題文を先に読んで理解して、それに合う情報だけを本文から抽出するって形をとったほうが楽だし早い。


基本的に、リスニングで分からない単語が出てくると、文自体が意味不明に感じられるか、その単語が知ってる単語の組み合わせのように聞こえるかのどっちかになることが多いと思う。
だから、リスニングに出てくる語彙程度に関しては知識を持っておいたほうが、聞き間違えや混乱を可能な限り回避することにつながる。

リーディング

ここからは強制スクロール終了で、自分のペースで解ける。但し、マイペースを速めに保たないと時間切れになる。
とりあえず、センター試験の感覚を思い出せば大きな失敗はしなくて済むと思う。


まず最初の3分は時間配分の決定。ぱらぱらっとめくって、前半は短文の穴埋め、後半は長文の読解ってことは理解した。
んで、後半の長文の数の多さにびっくり。こんなにたくさんの文を読むのか・・・ってのと、長文読む割に問題数が少ないから、時間対得点は低いだろうな。
ただ、全問解かないことには最良の得点は望めないので、後半をちゃんと消化しきれるように時間配分を考える。一つの長文に対して約5分を割り当て。
3分あれば読めるし、選択肢選ぶのは1分かからないだろうけど、長文を読むときは余裕を持っておかないと内容が頭に入ってこない気がするので、いつもゆとり設定。
その分のシワ寄せを短文の穴埋めにお願いして、なるべく悩まず、詰まったら自分の直観(これまで見聞きした英語の感覚として、自然であるか不自然であるか)を頼りに解いていく感じで。


っと、そんな感じで決めて、短文の方は予定通りに完了。
長文の方に時間的余裕を持たせたつもりで、これなら大丈夫かなと思っていたんだけど、なかなか早く切り上げることができない。
最初は選択肢を読んでから本文を読んでいたんだけど、余計な情報が多くなってきて結局本文をもう一度読み返す羽目になったりと無駄が出てきた。
それよりも、本文を一度読み通して、その後に選択肢を吟味する方が、余分な情報を「本文にこんなことは書かれていなかった」と安心して切り捨てることが出来て時間的にも精神衛生的にも良かった気がする。
あと、知らない単語*1が出てきても、文脈でだいたいの意味をつかめば解答できたことも幸いした気がする。


長文の最後の問題を解き終え、マークしてひと息ついた途端、試験終了の合図。
かなりギリギリの初受験となった。

受験を終えて

就活や授業、職場で最も活用されていると言われているといっくだけど、リスニングとリーディングだけなんだねぇ。
書く・話すことは殆ど出来なくとも、相手の言ってることを理解できる、意志をちゃんと受け取ることが出来る能力さえあれば、あとはボディランゲージなりなんなりでコミュニケーション自体は出来るってことなんでしょうかね。
将来的には留学の条件として使われるらしいTOEFLの受験もしてみたいけど、その時は今回みたいなほぼぶっつけじゃなくて。英語にもっと慣れ親しんで、もっと語彙力を上げてから挑戦してみたいと思いました。
webでの成績発表は11月22日?ということで、今から待ち遠しいです。

*1:ケータリングとか