抗菌薬、殺菌薬でも除菌薬でもない。

抗菌薬を最初に勉強しておこうと思ったのは、単純にとっつきやすそうだったから。
他にも色々理由付けできるけど、まあそれは置いといて、早めにやっておいて役に立った感じはあったと思う。
なんだかんだ初期研修医レベルではあるけど、感受性や耐性獲得機序の話もある程度できるし。
ここらへんで勉強した。繰り返し読みがやっぱり一番大事。

絶対わかる抗菌薬はじめの一歩―一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスター

絶対わかる抗菌薬はじめの一歩―一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスター

抗菌薬の考え方、使い方Ver.3

抗菌薬の考え方、使い方Ver.3

抗菌薬のキャラクターをだいたい掴んだ後で、やっぱり感染症部位別・菌別のちゃんとした抗菌薬の使い方を知りたいってなって、分厚い本にも手を出した。
最初は本を買い揃えて満足しちゃう駄目研修医のレッテル役の置物になると思って敬遠してたんだけど。
レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版

レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版

検査・治療・副作用の事も書いてあるから、納得しつつある程度の自信を持ってやれる。
あとは、適宜引く感じで、このサイト。
抗菌薬インターネットブック
抗菌薬の略称とかはここで覚えなおしたりした。アンチバイオグラムはちょっと物足りないけど、今の所はそこまで手を出す前に知識を定着させておこうと思っている。


ルーチンの検査の出し方もちゃんと根拠持ってやりたいけどなー。大抵は、症状に出る前に異常値を引っ掛けられたら良いでしょう、みたいな感じでみんな出してるから。
ルーチンといっても施設によって項目に差があるし、それも何で差があるのか良くわかってないし。
異常値が出たらどういう疾患を疑うかくらいは分っているけど、逆に疾患を疑ってない時に念の為測っておく検査の要否がしっかり分かっていないと思う。