珍しく夜中に起きた

深夜はいつものようにとても静かで、昨日買った掛け時計の刻む音が新鮮だった。
すぐにまた眠りに落ちるかと思ったらそうでもなく、ただまどろみよりも少し覚めた所でぼんやり。
こういう時は昔の記憶、特に音声がリピートされたりするからあまり精神的によろしくない。


小さい頃、訳の分からぬまま敵意を向けられたことは、今では理由が分かるけど記憶の中の自分は理解していない。
ただ困惑とわずかな行き場のない好意が入り混じって、見知らぬ人への恐怖に変換される。
笑顔で話している人が、突然豹変して自分を敵意で串刺しにするのを想像してしまい、予測してしまう。
歪な克服の仕方をしたとしても、心までは歪になりやしないさ。
自分の理性の力を信じている。自分のことしか知りえないのは知っているけど。


mi*iの方には間違ってもこんなこと書けないや。
良く分からない心配をされるだけだから。
あそこにはコメントを求めない文章が書けない。