尚早

自分と同じ目線で見る人を求めてはいけないな。
目線ってのは軸というよりも不規則な波動みたいな感じで、位相や振幅がずれちゃったりする。
比喩ってのははまりだすと楽しいけど、他の人に伝わりにくいからここらへんで止める。


…いつも思うんだ、自分自身のことについて他人に極力頼らない生き方をする人同士はお互いに気付かないんじゃないかって。
もともとそういう考え方をする人が少ないのもあるし、他人との間に安全距離を作ったりするから。
頼らないのは、ある見方によっては強さだけど、他の見方だと他人を信じきれない弱さの裏返しでもあるんだよね。
まあ、信じられるってことが強さなのか分からないし、強いことが何故褒められるべきことなのか説明はつけられないけど。
自分なりの考え方をしているはずなのに、同じような考え方の人を探すのは何故なんだろう。
宗教宗派と同じなのかな、自分の考え方が認められることで自分の強固さを実感したいのかな。


自分の甘さを見つけては攻撃していくのは、何故なんだろう。自傷行為なのかな。
幾らそれを繰り返してもそれほど落ち込まないのは、何故なんだろう。感情に乏しいのかな。
何が良くて、何が悪いのか分からない。
でも、良い悪いが分かる意味も分からなくて、分からなくてもいいんじゃないかと思ったら気が楽になる。
逃避なのかな、何から逃げているんだろう。それが良いのか悪いのかと考えるとループになっちゃうな。


なんか暗い文章だけど、悲しくもさみしくもなくて、むしろ楽しい。テンションは低いままだけど。
きっと、考えることが好きなんだろうな。それだけ自分の基盤を叩いて強化している気がして。
理由付けのループに入ると、そこからの脱出口を探して、それに飽きたらループを加速させて分岐点を見つけては掘り下げる毎日。
命尽きる前に脱出口見つけてみたいな。


明日はカエルの解剖です。