回答2・nimselさんの方法論について

最初に断っておきますが、俺は、受験勉強といえども「自由に楽しく効率よく」をモットーにしてきたので、
「大学に合格するためだけの受験勉強でもいいから、受かるにはどうしたらいいか知りたい」という人にとっては全く参考になりません。
それなら俺の意見を読むまでもなく、ガンガン勉強すればいいです。
とにかく俺は、大学受験に限定せず、大学生活や日常にもいいことあるような勉強を推奨してます。


んと、nimselさんのページの存在とかは知ってましたが、これまで殆ど読みませんでした。
その理由は、「長い」ことと、「方法のみが載っている」ことです。
両方とも俺個人の嗜好によるものなのですが、とりあえず解説。
注・ケチばっかつけてますが、nimselさんの勉強法が、変に自己流でやるより確実に合格につながると思います。

長い

というか、論のところどころに具体例が微妙に混じってて、読みにくい。
勉強論でサイト立ててる人はこれが多いです。
でも、これに気を使う俺は時間がなくて記事が書けないからもっと駄目。

方法のみ

「これやればいいよ」と言われて、果たして本当にそれで効果が出るのでしょうか。
様々な問題をただひたすら解くのが楽で効率が良いと感じる人もいれば、
俺のように、一つの良問から多くのものを引き出す方が楽しくて効率が良いと思う人もいます。
人によって、合う参考書がありますし、自分で「これ完璧にしたい!」と思った参考書の方がやる気がでて集中力も上がります。
上記のような理由から、俺の数学の参考書遍歴は鵜呑みにしてしまったら意味ないことを念押ししておきます。
実際に書店で参考書を開いて、好きなものを探してみるのが一番いいかと思います。
それに時間をかけてらんないとか言ってる人は知りません。そんな人に限って、だらだらしてる時間はたくさんあるはずです。

んで、俺の意見はどうかといえば

方法論は、冷めた目で見た方が良いかと思います。
つまり、「本当にこれで実力つくの?」とまずは考えてみてください。
「この方法論で合格した人がいっぱいいるから」なんて意見は論外です。あなたがその中に入るとは限りません。


まずは、自分で考えてみてください。
どうすれば、合格できるかを。
何日かに分けて、少しずつでもいいから、自分の合格ロードの歩き方をプランしてください。
できれば、楽しい歩き方で。
nimselさんの方法論は、結構、参考書の問題のレベルや網羅度を見て、「これを完璧にすればとれるよね」の一本調子です。
それをちゃんとこなせるほど才能と時間と根気があればみんな受かります。
俺には、その「示された単調作業」をする根気がまずなかった。
だから、工夫して、楽に楽しくやる方法を模索してた。
「自分で考えた」ものだと、結構やる気が出るものですよ。やる気は非常に勉強の集中効率に影響してます。