仮説

感情とは自己の精神的安定(内部的・対外的の双方を含む)の為の機構である。
精神的安定とは、自己の論理回路が正常に働くことを意味し、その不調たるファクターは、その処理能力を超える外的要因であると考えられる。
何故それが不調の要因たりえるかといえば、自身個体が危険に曝されてしまうからであり、その衝動が生へのエネルギーであるともいえよう。
そんな訳で感情も自己の安定保持を目的とした一種の論理回路と言えるのではなかろうか。
感情と理性は相反するものではなく、方向性は違えどどちらも生への論理機構ではないだろうか。