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メメント見た。

表現方法が本当に面白い映画。
短期記憶が欠如するネタは結構あって、その設定に頼り過ぎて面白くなくなっちゃうケースばかり見てたから今まで見てなかったけど、かなり良かった。
もう一度見返したい！と思う気持ちが自然と湧き起こってくると思う。ただ、一回見ただけでは残尿感が残って、それが二回目で解消される見込みがあるという意味で。
以下、一応ネタバレではないけど見る前には読まない方が1割増くらいで楽しめるはず。ここではネタバレは書かない方針でいきたい。覚えていれば。

記憶の欠落を疑似的に体験できる。自分が信じられなくて、一応真実はストーリーの中で提示されるんだけど、それすら信じられない。
出てくる人すべてが怪しく見えて、映画が終わった後も「本当にそれが真実なの？まだ何か裏があるんじゃないの？」と勘ぐってしまう。
自分の記憶とは何なのか、記憶と記録の違いはどこにあるのか、無意識の心理とは、なんかを深く考えさせられます。